甲状腺の働き

• 甲状腺は、食物（（主に海藻）から摂取されるヨードを材料にして、甲状腺ホルモンを作り、分泌しています。

甲状腺ホルモンの働き

• 甲状腺ホルモンは、身体の新陳代謝を活発にする働きがあります。子供では、成長を促します。
• 従ってホルモンが出すぎると、脈が速くなり、体温も上がり、汗をよくかきます。
• 反対にホルモンが足りなくなると、脈が遅くなり、体温が下がり、活気がなくなってしまいます。

• 甲状腺ホルモンには、サイロキシン（T4）とトリヨードサイロニン（T3）の2種類があります。

甲状腺ホルモンの調節

• 血液中の甲状腺ホルモンが常に一定に保たれるように調節機能が働いています。

• 血液中の甲状腺ホルモン濃度が低下すると脳の下垂体より
  • 甲状腺刺激ホルモン（TSH）の分泌が増えて甲状腺ホルモンの分泌を促します。
  • 逆に、甲状腺ホルモン濃度が上昇すると甲状腺刺激ホルモンの分泌が抑えられ甲状腺ホルモンの分泌が減ります。