日時 平成28年5月14日(土)
演題 「怖い糖尿病合併症」 ~腎臓、大切にしていますか?~
講師 成瀬 友彦 先生
(春日井市民病院 副院長)
講演内容
腎臓が悪くなると
- 老廃物の排泄が低下する
→体に老廃物がたまる
- 水分・電解質(ミネラル)の調節が低下する
→水分が体にたまったり、電解質のバランスが崩れる
- 血液をつくる働きが悪くなる
→貧血が進行する
- 血圧を調節できなくなる
→血圧があがる
- ビタミンDの活性化が低下する
→骨折しやすくなる
糖尿病から腎臓を守るには‥‥
- 血圧を管理する
130-80以下が目標
- 血糖値の管理
HbA1c7%以下を目標
- 禁煙の励行
- 適度な運動
タンパク尿、腎機能により調整
血圧を下げると糖尿病の腎臓障害が減る
- 塩分をとりすぎると血圧が上昇する
塩分制限が鍵となる
減塩目標 1日 6g未満