日時 平成29年6月10日(土)
演題 「糖尿病と認知症」
講師 山之内 国男 先生
(山之内糖尿病予防研究所)
講演内容
超高齢社会を迎えて
平均寿命と健康寿命の差(2013年)
平均寿命
健康寿命
差
男
80.21
71.10
ー9.02
女
86.61
74.21
-12.40
男
女
要支援・要介護となった主な原因
- 脳血管障害 23.3%
- ロコモ(運動器症候群) 21.5%
- 認知症 14.0%
- フレイル 13.6%
認知症の分類
- アルツハイマー型 40%
- 脳血管障害+アルツハイマー型 20%
- 脳血管障害 20%
認知症
- 現在500万人
- 2025年には700万人を突破、65歳以上の5人に1人の割合になる見通し
早期発見のコツ
- 家族が気付くことが多いので、家族と一緒に受診が必要
- 事務、ナースなどのスタッフの話からわかることが多い
アルツハイマー病になりやすい人
- 高齢者
- 生活習慣病を患っている人(糖尿病、高血圧、高脂血症など)
- 脳血管障害の既往
- 偏食で栄養の偏りがある(肥満がある)
- 運動習慣のない人
- タバコを吸う、過剰なストレスがある
- 無趣味 人との付き合いがない
認知症を予防するには
- テ テクテク…運動
- カ カミカミ…食事
- ニ ニコニコ…ストレス解消
- ド ドキドキ…心ときめく前向き姿勢